微小中空/真空球体セラミック

本製品は、NASA(米国宇宙開発局)の宇宙旅行プログラムの帰路における大気圏突入の際に,必要な耐熱・遮熱・及び宇宙空間での保温効果を発揮する製品として開発されたビーズ状のセラミック原材です。

スペースシャトル大気圏突入で実証

宇宙船の地球帰還の最大の難点は大気圏突入時における摩擦熱の問題でした。ほとんどの物質が燃え尽きてしまうという想像を絶する高温高熱。しかし、スペースシャトルはセラミックの耐熱性によって幾度も地球帰還を果たしています。また、宇宙空間における保温に耐えることも実証されています。この宇宙開発技術から開発されたビーズ状セラミック原材を塗料に配合することで、私たちの生活に優れた耐熱・遮熱効果をもたらします。

使い方は簡単！　塗料に混ぜるだけ

肉眼では粉末に見えます。しかしその一粒一粒は約100ミクロン(0.1mm)の粒状球体です。この粉末、つまり規定量をペンキなどの塗料に配合して使用します。完全に混ぜ合わせて、その塗料の仕様に基づいて塗布していく・・・。
使い方は単にそれだけ。しかも、配色した塗料の色・接着性・耐久性に変化はありません。

最高４０％も　省エネ・省コストを実現

その塗布面の外部から内部、内部から外部への熱移動を遮蔽する特性があります。例えば、家屋の外壁に塗布すると、夏の太陽からの放射熱をその塗布面において反射し、内部を外気より低い温度に保ちます。また、内壁に塗布すると冬の内部の暖かさをその塗布面で反射し、暖気の外部への散逸を防ぎます。夏は３〜６℃涼しく、冬は２〜４℃暖かく保つ結果が実験データから得られています。すなわち冷暖房費最大４０％削減、省コスト、省エネルギーを実現します。

使用場所・使用方法もさまざま

塗料に混ぜて使うだけで驚くべき断熱・保温効果をもたらします。使い方はいろいろ、使う場所もさまざま。
■使用例
・屋根　・壁　・壁紙/材　・天井　・冷暖房機器/ダクト　・冷凍・冷蔵設備/倉庫　
・甲板/デッキ　・コンクリート床　・簡易住宅/事務所　・焼却炉　・ボイラー　 ・自動車
・コンテナ　・屋根瓦　・床暖房　・サウナ　・ビル屋上　・水タンク　・パイプ